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診察室が凍りついた患者さんの証言

夜間の内科救急外来には様々な患者さんがやって来ます

呼吸が苦しい…胸が痛い…熱が下がらない…下痢が止まらない…お腹が痛い…

その中で衝撃的だった患者さんのお話

ある日の夜中

大学生の男の子がお父さんに連れられてやって来ました

症状は嘔吐、下痢、腹痛

患者さん父

僕も2日前にお腹を壊して下痢が酷かったからうつっちゃったのかな

蓮ノ葉

何か思い当たる食べ物はありますか?生魚や生肉など…

患者さん

大学から帰って炊飯器に残ってたご飯を食べた後、お腹が痛くなって、下痢が止まりません。なんか、あのお米ヤバかったかも…

患者さん父

お、お、お前!
炊飯器のご飯食べたのか?!
あれは俺が2日前にお腹を壊したご飯がそのまま入っていたんだ!!

蓮ノ葉

おいぃぃぃぃ!
なんで2日前にすでに腐ってるご飯放置してんだよ、絶対カビ生えてるだろ捨てろって!
てか息子も気付けぇ!!

この言葉で話を聞いていた医者、看護師全員凍りつきました

とりあえず身体所見、採血、レントゲンも問題なかったので整腸剤で様子を見て頂くことにしましたが、本当にそんなヤバそうなお米を食べて気付かなかったのか、いまだに謎です

話を聞いた息子は引きつっていましたが、喧嘩もなく(体調不良でする余裕なかったのかも)2人で帰って行きました。

こんなコントみたいなことを現実でやる人がいるとは…医者をやっていると個性的な人達に出会うので、大変ですが充実した日々を送れます

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